座間の事件考。
事件当初、「和製ハンニバル・レクター」とどちらかの方が
解説してらっしゃいましたけど
「え~~、違うでしょ!?」と思ったアナスタシア姐さん。
ハンニバル・レクターシリーズの大ファンだから。
(言うとくけど、殺人はまったく肯定しません!!!!!)
まず、レクター博士は自殺志願の心の弱った若い子は、
まず狙いません。(その子が博士になにか危害を加えようとしない限りね)
興味を持ったら、冷静に診察をして、カウンセリングをして助けるぐらいするんじゃないかな~(クラリスがそうだったように)。
小説を読めばわかりますが、博士は「自分に危害を加えてくる人」「よけいなちょっかい出してくる人」「存在が迷惑な人」「自分と関係者に危害を加えた人」しか殺してません。
単なる復讐なんですよ。博士のやっちゃったことは。
まあ、普通は「ぐぬぬ~~」と思ってモンモンするとか、
真っ当に起訴する、とかでしょうが。
自らの手で始末してしまう殺人へのハードルの低さは「座間事件」の容疑者と
同じくらいなんでしょうけれども......
この座間の容疑者は、風俗のスカウトやってたぐらいなので
すごく「話の上手い」人なんだと思う。
すごく丁寧に、いろんな人の話を聞いてたんじゃないかな~
恐ろしいが。
遺体の一部を保存していたことなどから「快楽殺人」ってことに
なっていますが(実際にそうだと思うけど)
一番の理由は、処理する方法がなかったってのが一番大きいのじゃないかと
思うんですよね。
頭蓋骨って、見てすぐわかるじゃないですか。
容疑者、車とか持ってないでしょ(免許も持ってないかも)。
容疑者が自由になる移動方法を持っていたら、たぶん捨てていたと思うんですよね。
「死にたい死にたい」と言う人って
実はものすごく「生」に執着してるんですよね。
「死にたい」=「生きたい」わけなんですよ!
人間、誰だってみんな、一回ぐらい「ああもう死んじゃおうかな...」って
思うのは普通なんですよ。
よくスクールカウンセラーに相談、電話で相談、とかありますけど
もちろんその方法も素晴らしいと思うのですが
「友達」「親」「知り合い」に相談できないこともたくさんあるんですよね。
まず、今の子は「電話」っつーのがハードルが高い気がします。
「相談窓口」みたいなものを、もう公的に開設する、とかどうでしょうね?
専門のカウンセラーを待機させておいて、ツイッター経由で相談に乗る、とか。
あとね、占い! 占いなんて、まじあれサイコーのカウンセリングだよ!
占い師さんがボランティアで相談に乗ります、なんて、いいと思うんだな、姐さんは。
なんなら、おばさんが話聞くよ!